１９５０年代に製造された物である。右上の写真のように燃料タンクへのバーナー・ヘッドの取り付けは六角ボルトで行っている。これが旧旧型の特徴である。また黄色のネーム・シールはまだ付いておらず、燃料タンクに直接「ORIGINAL-PHOEBUS、No.625、MADE IN AUSTRIA」と刻印されている。風防はステンレス製で黒染め処理がしてあり、火力調整ハンドルの銘板は｢PHOEBUS、MADE IN AUSTRIA｣とだけ記されている。
　収納缶は丸形でキャンプやドライブのイラストが描かれている。
　写真の物は、かなり古い物ではあるがパッキン類を交換した結果、今でも使用可能である。